脱力の効果
久々に折り紙を折りました。
固まりきった頭フル回転です。
普段は施術の中で自分も脱力しながら、お客様のお身体の脱力を促しています。
脱力
知れば知るほど、奥が深く面白い世界です。
一流の仕事人は皆さん職種を問わず絶妙なバランスを保ちながら脱力した状態でお仕事されています。
先日テレビを見ていたら、海外の有名なコンクールで優勝されたバイオリニストの弓を持つ手が本当に気持ちいい脱力をされた手でした。
放たれるメロディーは圧巻で見ていてテンション上がりました。
知人のピアノのコンサートを見に行った時も上手な方は、しっかり脱力しつつ、体幹を使って弾いてらっしゃいました。
逆に肩に力が入った状態で早い曲を弾かれていた方はバンバんを叩いたような荒い音になりミスタッチも多い気がしました。
仕事人の脱力はそのまま仕上がりの質に現われますね。
脱力した体の使い方は家庭の中でも色々体感出来ます。
出来る限り力を入れずに切った千切りキャベツは柔らかく甘くて美味しさが増します。
洗濯物を干す時も力任せにブンブン振らなくても、タオルなどは1cmくらいユラユラ揺らして、タオルが1番気持ち良さげに揺れる所で揺らしてあげると、力を使わなくてもシワを伸ばす事ができます。
この時のタオルの揺れる感覚は、お客様を揺らす時にも感じる「being」の感覚です。
上の写真の折り紙を折る時もきっと上手な方は脱力した手で折るはずです。
不器用な私は気付くと、曲がらないように折りたい一心で、体を緊張させ、息もせずに力を入れて折っていました。
何かに執着が強すぎる時や、失敗したくないという思いが強い時に人はこのようにして、力んで力を入れて疲労を蓄積します。その状態が続くと血流を悪くし、基礎代謝や免疫力を下げ、時にぎっくり腰や五十肩の原因を作り、更に長く続くと病気となって身体にあらわれる事もあるのでしょう。
脱力を促すスイングボディが、あらゆる不調に効果的であるとうたうのは、こり、疲れが
自分で入れた不必要な力が原因であると考えるからです。
昨今必要以上に不安と不満を身体に溜め込み身体を固めていませんか?
人は自分にとって都合が悪い出来事に怒りの感情を抱きやすいという思考の癖があります。
何かの不都合に怒りを感じたら、
その怒りと、相手を比べ裁く他にも
なぜその怒りを自分が感じるのかじっくり観察して自分の健康と天秤にかけ、怒りを早く手放してしまう
そんな自分次第で結果を変えられる選択肢もありますね。
生活の中で色々な脱力を楽しみながら発見し体感することで、思考の脱力もしやすくなると私は思います。
そうは言っても、ガチガチに固め過ぎた身体の脱力を自力でするのは難しいですね。コロナが落ち着いた頃是非スイングボディの脱力の心地良さを味わいにいらして下さい😊
お待ちしております。
皆さんの元に沢山の笑顔が咲きますように🎶
0コメント